「奴隷でいたいの」、卑猥な文字で綴られる官能と倒錯のダイアリー。2代目SMの女王として人気を博した麻吹淳子主演のエロティック・ドラマ。監督は、藤井克彦。知的な雰囲気の美人OL・江崎君代(麻吹淳子)。銀行に勤める彼女は、課長の岡崎(石山雄大)と不倫関係にあった。1981年の年が明け、岡崎にプレゼントされた赤い日記帳には、彼女の心境が綴られた。帰省することもなく、岡崎からの電話を待ち続けた。1月4日、従妹の女校生・由美子(山地美貴)が上京。2人がレストランで食事をしていると、窓外から君代を凝視している若い男がいた。クリーニング店の店員・岬幹夫(島和廣)である。ある日、配達に来た幹夫に、君代は経血で汚れた下着を盗まれた。以来、彼女は彼を忌み嫌っていた。その翌日、仕事始めのその夜、岡崎と君代はホテルでお互いの体を貧るように求め合った。君代は会えなかった寂しさ...